今さら聞けない保険用語(知っておくと便利)
保険は難しいと感じる理由のうち、用語の意味がよくわかっていないことが多いです。よく使われていながら本当はしっかりわかっていない用語を理解しましょう。

★保険会社の区別

国内生保(漢字生保)
大手生保ともいわれ歴史の古い会社はセールスレディーによる対面販売が主流。さまざまな保障がワンセットになった総合型の保険を主力としている。G(義理)N(人情)P(プレゼント)と言われた時代もあった。
外資系生保(カタカナ生保)
外国資本で医療保険、ガン保険に強みを持つところが多い。CM効果で知名度を上げている会社も目立つ。

損保系生保(ひらがな生保)
自由化により平成8年より損害保険会社が保険業界の生保子会社を設立。独自のユニークな商品を取り扱うところが多い。

共済
特定の組合員を対象にした保障商品。代表的なものはJA(農協)全労災、都道府県民共済、生協のCO-OP共済など。死亡や入院などのセットになっている掛け捨て型の保障。掛け金が一律なので高齢になると保障が少なくなるので注意。
簡易保険
郵便局で取り扱う保険商品。学資保険は根強い人気だが、平成13年4月以降は予定利率が下がって貯蓄型保険の優位性はない。


★保険料について


予定利率
保険料は予想した運用利回りをもとに割引されて設定されている。この見込み割引率を予定利率という。満期金のある養老保険や個人年金、将来必ず払う終身保険などはこの予定利率により保険料がかなり違い、高い時期に加入した契約ほど保険料は安い。(平成8年4月以前に契約したものはお宝保険?という)
標準的な予定利率の推移
S60.4〜H2.4 6.0%
H2.4〜H5.4 5.5%
H5.4〜H6.4 4.75%
H6.4〜H8.4 3.75%
H8.4〜H11.4 2.75%
H11.4〜H13.4 2.0%
H13.4〜 1.5%

配当
保険料は予定利率、予定事業費率、予定死亡率を元に算出される。これらはあくまでも予定なので保険会社は決算後の差で利益が出ると契約者に返してくれるのが配当金。無配当保険は、利益が出ても配当しないかわりに保険料を安く設定している(予定利率を高めに設定)。予定利率に誤差が生じたときだけ5年ごとに利差配当を行う保険も現在多い。

失効
保険料の払い込みが滞り、払い込み猶予期間(月払いは翌月末まで、年払いは翌々月の契約日まで)に保険料の払い込みがなければ保険の効力は切れてしまい、このことを失効といいます。失効した場合は、復活の手続きをとって元の契約に戻すか、解約して解約返戻金を請求することができます。復活するときはもう一度告知または診査をし直し、支払っていなかった分の保険料を全額支払うことになります。

自動振替貸付(自振 ジフリ)
契約が失効しても解約返戻金の範囲内で保険料を自動的に保険会社が立て替え、保障を切らさないようにする方法です。立て替えた保険料には所定の利息がつきます。

一時払い
契約時に保障期間全体の保険料を一回払いで払い込む方法。保険料は一回払いなので月払いや年払いで払い込むより保険料総額はすごく安くなります。ただし、保険会社や保険の種類によっては一時払いを選べない場合もあります。最近はペイオフ対策や、保障もあって解約金が掛け金より多くなる場合が多いので預貯金代わりに加入する方が多くいます。保険を契約してすぐ死亡した場合、前納と違い、保険料の払い戻しはありません。
前納
前もって数回分、数年分の保険料を払ってしまうことで、割引がある。前期分の保険料を払うことを前期前納といいます。一時払いの場合は、払い込んだ時点で全額が保険料に充てられますが、前納した場合お金は払い込み期間が終了するまで、保険会社が預かって毎回払ってくれるので、死亡保険金の受取などで契約が消滅した場合でも、保険金とは別に払い戻される。

払い済み保険
保険料を払うのをやめても保障が継続できる方法。その時点の解約返戻金を使って元の契約の保障期間を変えず、保障額を減らした保険に変更できます。(同じ種類の保険、または養老保険)入院保障などの特約は変更したときになくなります。

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